2013年5月5日
場所;Fort Lee
約30年前にレオニアに住んでいたジュン君という日本人の小学生が、日本に帰国になった時に、親友のサンディ君に「宝物」の鯉のぼりセットをお別れの品として渡しました。サンディ君とママのパットさんは、その鯉のぼりを、毎年子どもの日に、フォートリーの市庁舎のポールに飾らせてもらうことにしました。それからずっとパットさんは毎年5月にInternational Children’s Dayを続けました。1996年から「NJ情報誌たんぽぽ」が加わり、イベントも大きく育っていきました。2009年からNJ日本人会の行事として行われています。
フォートリー教育委員会から全小学校の生徒たちにチラシが配られ、フォートリー警察や消防署の協力を得て行われます。
はじめに、フォートリー市庁舎前に集まり、鯉のぼりをポールに掲げ、英語で「鯉のぼり」をみんなで歌います。それから、様々な民族衣装を着た子供たちがパトカーに先導されて、メインストリートをパレードし、モニュメントパークに到着すると、鯉のぼりや風船で飾られた公園が待っています。BIWANKOの太鼓演舞、大山空手のデモストレーション、そしてフォートリー消防署から子供たちに、火事になった家から脱出する訓練トラックを使って、現場を実際に子供たちが経験するという消防署の企画に、みんなびっくりでした。
子供たちは、みんなで音楽に合わせてフォークダンスをしたら、日本の小学校定番の玉入れです。世界各国から集まって、玉入れが初めての子供たちも、経験すると「玉入れ」が大好き。玉入れるのやめ!ってやめさせるのが大変です(笑い)
そして、大人気綱引き。みんな真剣そのもの。小さな子供が一生懸命綱引きをする姿は、国が変わっても変わりませんね。
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